Raspberry Pi 入門 2日目 – 初期設定を行なう


1日目はRasbianのインストールとSSHでログインするところまで行いました。今回はその続きです。ラズパイにSSHでログインした状態から始めます。

※設定は自己責任でお願いします。

raspi-config

Raspbianにはraspi-configという設定ツールが内蔵されています。

$ sudo raspi-config

上記コマンドを実行すると画面が真っ青になって少しビビります。キーボードの上下キーで項目を選択してEnterもしくは右カーソルで<Select>をEnterすると実行になります。escキーもしくは右カーソルで<Finish>をEnterすると終了します。

スクリーンショット 2016-03-04 18.44.18

 

1 Expand Filesystem

ファイルシステムを展開・・・SDカードの全容量をOSが使用できるようにします。最初は先頭の2GB程度のパーティションだけを使うようになっているんだとか。

 

実行するといきなりターミナルに結果がバーっと表示されてまたビビります。

Welcome to fdisk (util-linux 2.25.2).
Changes will remain in memory only, until you decide to write them.
Be careful before using the write command.


Command (m for help): Disk /dev/mmcblk0: 7.5 GiB, 8026849280 bytes, 15677440 sectors
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0x0cf63fa8

Device         Boot  Start     End Sectors  Size Id Type
/dev/mmcblk0p1        8192  131071  122880   60M  c W95 FAT32 (LBA)
/dev/mmcblk0p2      131072 7870463 7739392  3.7G 83 Linux


Command (m for help): Partition number (1,2, default 2): 
Partition 2 has been deleted.

Command (m for help): Partition type
   p   primary (1 primary, 0 extended, 3 free)
   e   extended (container for logical partitions)
Select (default p): Partition number (2-4, default 2): First sector (2048-15677439, default 2048): Last sector, +sectors or +size{K,M,G,T,P} (131072-15677439, default 15677439): 
Created a new partition 2 of type 'Linux' and of size 7.4 GiB.

Command (m for help): Disk /dev/mmcblk0: 7.5 GiB, 8026849280 bytes, 15677440 sectors
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0x0cf63fa8

Device         Boot  Start      End  Sectors  Size Id Type
/dev/mmcblk0p1        8192   131071   122880   60M  c W95 FAT32 (LBA)
/dev/mmcblk0p2      131072 15677439 15546368  7.4G 83 Linux


Command (m for help): The partition table has been altered.
Calling ioctl() to re-read partition table.
Re-reading the partition table failed.: Device or resource busy

The kernel still uses the old table. The new table will be used at the next reboot or after you run partprobe(8) or kpartx(8).

 

完了するとこんなメッセージが表示されます。リブートしろってことですね。

スクリーンショット 2016-03-04 19.05.21

 

2 Change User Password

ユーザーパスワード変更・・・piユーザーのパスワードを変更します。

 

なんか言われるのでEnter。

スクリーンショット 2016-03-04 19.06.26

 

パスワードを2回入力します。

Enter new UNIX password: 
Retype new UNIX password: 
passwd: password updated successfully

 

お疲れ様でした。

スクリーンショット 2016-03-04 19.06.58

3 Boot Options

ブートオプション・・・起動時にデスクトップ用のGUIが立ち上がるようにするか否かを選択します。

 

4 Wait for Network at Boot

起動時にネットワーク接続を待つ・・・起動時にネットワークに接続されるまで待機するか否かを選択します。

 

ネットワークに繋がらなかったらどうなるのかよく分からないので「Fast Boot」を選んでおいた方がいいかな。

スクリーンショット 2016-03-04 19.21.12

5 Internationalisation Options

国際化のオプション・・・言語と地域の設定を行います。
スクリーンショット 2016-03-04 19.23.57

I1 Change Locale

ロケールを設定します。やたら選択肢が多いので頑張ってスクロールして「ja_JP.UTF-8」を選択します。ここで注意するのが、カーソルを合わせたあと必ずSpaceを打つことです。そのままEnterすると「en_GB.UTF-8」だけが選択された状態になります。

スクリーンショット 2016-03-04 19.49.03

 

次の画面でデフォルトのロケールを聞かれるのでここでも「ja_JP.UTF-8」を選択。

スクリーンショット 2016-03-04 19.49.06
少し時間が掛かります。Generation completeで完了です。

Reloading keymap. This may take a short while
Generating locales (this might take a while)...
  en_GB.UTF-8... done
  ja_JP.UTF-8... done
Generation complete.

 

I2 Change Timezone

タイムゾーンを設定します。Asia -> Tokyo と選べばOKです。

 

I3 Change Keyboard Layout

キーボードのレイアウトを変更できます。

 

I4 Change Wi-fi Country

Wi-fiのチャンネルを変更します。よくわかんないけどとりあえずJPにしておきました。

 

6 Enable Camera

カメラを有効にする・・・カメラのサポートを有効にするか否かを選択します。

カメラモジュールを使用する場合はEnableにすると良いでしょう。

 

7 Add to Rastrack

Rastrackに追加・・・Rastrackというコミュニティみたいなものに登録できます。登録すると地図上のヒートマップに反映されるようです。(http://rastrack.co.uk/

 

8 Overclock

オーバークロック・・・オーバークロックの設定を行います。高負荷時にどこまで無理を許容するかってことですね。(ざっくり)

「あんまり無理すると寿命縮めるよ!」みたいなメッセージが出るので私のような素人は触れないほうが良いと思います。

 

9 Advanced Options

高度なオプション・・・その他の設定を行います。

 

ここは特にいじってないので割愛。

スクリーンショット 2016-03-04 19.41.58

0 About raspi-config

raspi-configについて・・・raspi-configの説明です。特に見る必要はありません。

 

ここまでで設定を変更したのは、

  • 「1 Expand Filesystem」を実行
  • 「2 Change User Password」でパスワード変更
  • 「5 Internationalisation Options」の「I1 Change Locale」でロケールを「ja_JP.UTF8」に変更
  • 「5 Internationalisation Options」の「I2 Change Timezone」でタイムゾーンをAsia -> Tokyoに変更
  • 「5 Internationalisation Options」の「I4 Change Wi-fi Country」でJPに変更

その他の設定は自己責任でお願いします。

 

「1 Expand Filesystem」を実行した場合はリブートしておきましょう。

$ sudo reboot

 

その他の設定

ここまでは全てraspi-configでの設定だったのですが、次は普通にコマンドを打って色々設定します。

 

NTPを変更

NTP(Network Time Protocol)とはネットワークから正しい時刻を取得するためのプロトコルのことで、ここではどこのサーバーから時刻を取得するかを設定します。それを日本標準時を配信しているNICT(情報研究通信機構)のNTPサーバーに変更します。
/etc/ntp.conf の server 0.debian.pool.ntp.org iburst となっている箇所をNICTのサーバー名に変更します。ntp1.jst.mfeed.ad.jpはntp.nict.jpと同期している別のNTPサーバーです。

$ sudo vi /etc/ntp.conf

  :
#server 0.debian.pool.ntp.org iburst
#server 1.debian.pool.ntp.org iburst
#server 2.debian.pool.ntp.org iburst
#server 3.debian.pool.ntp.org iburst
server -4 ntp.nict.jp
server -4 ntp1.jst.mfeed.ad.jp
server -4 ntp2.jst.mfeed.ad.jp
server -4 ntp3.jst.mfeed.ad.jp
  :

 

変更したらntpdを再起動します。

$ sudo /etc/init.d/ntp restart
[ ok ] Restarting ntp (via systemctl): ntp.service.

 

ntpq -p と打ってNICTが表示されればOKです。

$ ntpq -p
     remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
==============================================================================
 ntp-b3.nict.go. .NICT.           1 u    3   64    7    6.248    0.200   0.272
 ntp1.jst.mfeed. 133.243.236.17   2 u    2   64    7    6.158    1.632   0.261
 ntp2.jst.mfeed. 133.243.236.17   2 u    -   64    7    6.460    1.878   0.198
 ntp3.jst.mfeed. 133.243.236.17   2 u   63   64    3    5.313   -0.472   0.453

 

vi で編集する際にABCDが表示される場合

ホームディレクトリに .vimrc を作って set nocompatible と書いておけばいいそうです。sudo vi でファイルを編集する場合はrootの .vimrc にも書いておきましょう。

$ vi .vimrc

set nocompatible

 

rootユーザーのパスワードを変更する

下記コマンドでrootのパスワードを変更出来ます。

$ sudo passwd root
新しい UNIX パスワードを入力してください:
新しい UNIX パスワードを再入力してください:
passwd: パスワードは正しく更新されました

 

以上で2日目の初期設定は終了です!お疲れ様でした!

続き:Raspberry Pi 入門 3日目 – SuicaのIDmを読み取る

 

参考記事:


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